西洋医学の考えをベースとした近代の一般的な考え方では、美容と治療は全く別の物として扱われてきました。
科学をもとに発展してきた西洋医学の考えでは、身体のパーツを局所的にとらえ、表面化している症状について分析し、その症状に対応する処置のみを行うのが一般的です。したがって、症状が病気(疾患)と診断されれば病院で治療を行いますが、病名のつかない症状であれば病院では何もしてくれません。たとえば、女性の悩みに多い冷え性で病院に相談に行った場合、お腹が冷えて下痢の症状があれば下痢止めや整腸剤を処方されますが、手足が冷えてつらいという悩みには「手足を温めてください」というお医者様からのアドバイスだけで診察は終わります。冷えという身体の不調に対してすら治療はされないのですから、「ほうれい線が気になる」という悩みに対して一般的な西洋医学の病院で医師が治療を行うことはありません。そのため、美容整形外科という美容を専門に行う病院やエステ等の民間施設が存在します。
これに対して、陰陽五行論という哲学をもとに構築された東洋医学は、人間の身体を全体的にとらえ、表面化している症状について統合的に観察を行います。冷え性の例でいうと、東洋医学では手足が冷たいという症状に対しては胃腸の弱さ、血の巡り、自律神経の乱れなどが原因と考えるため、手足を温めるという対処療法でなく、根本の原因にアプローチしていく手法をとります。「ほうれい線が気になる」という悩みに対しては、東洋医学ではほうれい線の原因によってとらえ方が異なるため、皮膚の乾燥、肌のハリ、血流不足などからだ全身とのバランスの中で総合的に診断します。そのため、東洋医学には美容と治療の境目がありません。身体の健康が外見の美しさを生み出し、はつらつとした心に繋がると考えます。
当院では、患者様のお悩みの症状にトータルに対応できるよう、整形外科医院で行われる電気治療などの最新機器を利用した施術、伝統的な鍼灸院で行われる鍼灸、美容鍼灸サロンで行われる美容鍼、エステで行われるコルギなど、幅広い施術メニューをご用意しています。
げんき接骨・鍼灸サロン
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