接骨・整骨

各種保険を取り扱っております。交通事故によるケガには自賠責保険が適用できます。

施術者の手技による施術および治療器具を使用する施術があり、丁寧なカウンセリングにより患者様の症状・ご要望に合わせて施術内容を決定いたします。


低周波治療器

生物は体内で体には感じない弱い電気を発しており、これを「生物電気」または「生体電気」と言います。人間も同じで、脳や内臓、筋肉など、あらゆる部位で電気を発していますが、発電に異常があると体にも異常が現れます。そのため、外部から弱い電気を体に流すことで改善を図ることができます。その電気の波動や振動が1~1,000Hzと低いものが「低周波治療器」、1万Hz以上の高い振動や波動が「高周波治療器」です。どちらの治療器も電気を流すことで、筋肉が伸縮し血液を送り出す作用があり、これを繰り返すことで血行が促進されます。

 

周波数の高低で皮膚抵抗が異なり、施術内容や施術箇所もそれぞれ違ってきます。皮膚抵抗が大きい「低周波」は皮膚を叩くような強い感覚となり、主に浅層部に作用します。逆に「高周波」は皮膚抵抗が小さいため、皮膚をさするような弱い感覚で、主に深層部に作用します。

 

また、この治療器には+極と-極があり、2つの電極を体に付けて電気を流します。+極からの通電は、神経を興奮させ、麻痺した神経や筋肉を活発にします。そして、-極からの通電は、神経を鎮静させる作用があります。

 

症状に応じて、これを繰り返すことで、筋肉の働きを回復させ、痛みを和らげます。


干渉波治療器

周波数の異なる電流を体に流すと、体の深部でぶつかり合い、低周波の刺激が発生します。電流同士がお互いに干渉することから「干渉波」と言い、この原理を利用したのが干渉波治療器です。

 

低周波は皮膚抵抗が大きいため、体の深部まで届きませんが、干渉波によって作り出された低周波は、体の奥の痛みを和らげたり、筋肉を収縮させてポンプ作用を活発にし、血行を促進したりします。

 

また、麻痺して乱れた神経回路に作用し、神経の正しい伝達を促します。施術時では、低周波は皮膚にピリピリした痛みがあるのに対し、干渉波は皮膚への痛みがあまりなく、施術を受ける方も安心して施術を受けることができます。

 

干渉波治療器は、一般に4つの電極を体に貼り付け、2極ずつ2種類の周波数の電流を流しますが、効果を上げるために、6つの電極を使って3種類の周波数の電流を流すことで干渉領域を3次元的にする方法もあります。

 

主に、慢性的な肩こりや腰痛などに利用されています。


マイクロ波治療器

「マイクロ波」とは、波長がきわめて短い電磁波で、物や人に照射するとエネルギーが吸収され、熱に変化します。電子レンジと同じ原理で、医療分野ではタンパク質が変性して凝固することから、止血効果や癌治療に用いられています。

 

マイクロ波は、他の治療器では届かない体の深層部まで届くので、筋肉や腱などの深層部の血行を促進し、体の内側から温めてこりをほぐします。マイクロ波の特性として、水分をよく含んだ部分は温熱効果が高く、筋膜周辺では効果的です。急速的で均一に加熱できるため、金属類がなければ衣服の上からでも照射が可能です。

 

また、皮膚面があまり熱くなることなく、狙った部分だけを集中的に照射することができるので、施術時間の短縮など効率化を図ることができます。

 

主に、慢性的な痛みの緩和や血液循環の改善、新陳代謝の活性化に利用されますが、妊婦の方や骨が成長過程にある方には使用することができません。


ローラーベッド

ローラーベッドは、内部に組み込まれたローラーシステムが回転移動し、全身をマッサージしてくれる機械です。波形ローラーシステムが全身を回転移動し、波状的刺激を繰り返しながら、指圧、さすり、マッサージと脊椎矯正を行ないます。ローラーの強さは何段階かに分かれており、好みに合わせて設定することができます。ベッドに仰向けに横たわると、首から背中、腰からお尻、ふとももから足首までをローラーが上下して、筋肉を揉みほぐしながら、背骨全体を心地良く伸ばすという脊柱矯正の効果もあります。

 

また、ベッドに内蔵されたローラーが上下に移動、バイブレーション、もみマッサージ機能により首から背中、腰、大腿、下腿まで筋肉をもみほぐす効果があります。強弱のメリハリを調節できるローラーが上下して足先から背筋を心地良くストレッチ。リラックス効果と疲労回復効果が得られます。例えるならば熟練のマッサージ師により施される気持ちの良いマッサージ。ベッドに横になり、リラックスした姿勢で筋肉の「こり」をほぐし、体全体の筋肉をもみほぐすことで、血行を促し蓄積された筋肉の疲労を取る効果があります。身体がなんとなくだるい、やる気が出ないなど、全体的に疲れている方におすすめです。心身ともにリラックスできるので、快眠にも繋がります。


牽引器

牽引器とは、ベッドやイスに牽引装置が装着され、手足や首、腰などを引っ張って、骨折や脱臼を整復したり、関節の痛みを和らげたり、骨の変形や拘縮を矯正する器具のことを言います。

 

特に脊椎への牽引治療器は、牽引の連続性、動力、施術を受けられる方の体位、牽引方向、牽引角度によって分類され、さらに症状や施術法によって細かく分けられます。

 

連続性での分類は、小さな力で一定時間持続的に行なう「持続牽引」と、秒単位で細かく休みを入れながら強く引っ張る「間歇(かんけつ)牽引」があり、症状や施術に合わせてどちらかの方法が用いられています。

 

動力での分類は、電気を使う「電動牽引」、重りの重さで調節する「重錐牽引」、施術を受けられる方の体重を利用する「自重牽引」主に3つに分かれます。牽引角度での分類は、施術部分を垂直、水平、斜面と引っ張る角度で分けられます。

 

牽引器は、症状や施術方法に応じた治療器が用いられ、いろいろ組み合わせて最適な施術が行なわれます。


メドマー

圧力センサーによる制御で、複数の空気室をプログラミング。患部を選択されたマッサージモードと適切な加圧でコントロールし、血液やリンパの末梢から心臓に向かう流れを補助します。

仰向け、もしくは座った状態でつま先からはめ、「強さ」「時間」「空気の入り方」を設定。徐々に空気が入っていき、つま先から太ももまで圧迫してほぐします。筋肉の緊張を取るのに非常に有効で立ち仕事などでの疲れがとれ、むくみの改善に効果的です。